REIKI-TREE 気と木に戯れる

レイキのある生活

中今 という言葉

『あれも、これも』と頭の中が大混雑な娘。

その様子は、娘が私に話すまでもなく、見ているだけでこちらに伝わってきます。

 

勉強に部活に、ピアノに塾にと、それはそれは八面六臂の大活躍。

ただ、そろそろ燃料切れのようです。

 

『やりたいコト、やらなければならないコト』は山積みなのに、なかなか減らない山。

それどころか、ここに来て足の故障に始まる体調不良。

 

気持ちの焦りが、目の前のことへの集中力を欠き単純なミスが目立ってきました。

 

この辺りでちょっと休憩が必要なようです。

 

ただし休憩をするということは、今まで頑張ってきたことが出来なくなるということ。

頑張り屋の娘にはそれが受け入れ難い現実らしく、周りが頑張っているのであれば尚更のこと。

頑張っていなくても、頑張って居るように見えてしまうのも事実。)

 

『自分だけが置いて行かれるのではないか』

という不安から休むことが出来ず、進むことも休むことも中途半端な状態に。

 

このまま休憩せずに突っ走ると、更に身体に不調和が出てくることは一目瞭然

身体と心は表裏一体。

いずれは心までもがしんどくなってきてしまいます。

 

身体に出てきた不調和(病気・怪我等)は、

 

『休んで欲しい。』

『ここでちょっと今までの自分のやり方を見直して欲しい。』

 

のサイン。

 

病院へ行くのも一つの方法ですが、(実際私は毎週の点滴でどうにかしていた身の程知らずです。)まずはちょっと休憩。

無理な方法で目の前の現実を無理矢理どうにかしたって、その不調和はいずれ自分の元へと返ってきます。

蒔いた種の刈り取りは必ずや自分が行わなければならず、そんなことをもっと若い時分に知っていればどうにかなっていたのか、いや私のことだから分かっていたとしても聞く耳もたずで力任せにそのまま突っ走っていたのかもしれません。

なんせ点滴ですから(笑)

 

娘を見ていて、自分の振り返り。

頭がパンパンになってしまって、フリーズ。

フリーズしたまま時が流れるも、時は戻らず戻らない時を悔やむばかり。

 

まだ来ぬ未来への不安。

戻らない時への固執

 

目の前にない現実ではなく、大切なのは今、ここ

 

今を生きることが、未来の私へと繋がるという現実。

過去や未来に無駄なエネルギーを使わず、使うべきエネルギーは今、この瞬間。

 

娘を通して勉強させて頂きました。

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